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TechNote

[an error occurred while processing this directive]コンポジット出力におけるオーバープリントについて（InDesign CS3以降)

Adobe InDesign CS3以降 から、PostScript 3 プリンタによるCMYK 出力時のオーバープリントのサポートを有効にします。このことにより、コンポジット出力においてもカラー PostScript 3 プリンタからオーバープリントされて印刷されます。

オーバープリントを使用していない 3 つの重なり合った円（左）とオーバープリントを使用した円（右）です。

オーバープリントプレビュー機能が弊社アプリケーションに搭載される以前では、画面でオーバープリントを確認する有効な方法はありませんでした。また、オーバープリントの設定を誤って行ってしまう例が多数報告されていました。このため誤った設定が誤った印刷結果となることが予想されたため、コンポジット出力におけるオーバープリントは無効としていました。現在では、Acrobat, Illustrator, InDesignにオーバープリントプレビュー機能が搭載されたましたので印刷の前に画面で出力結果を確認することが出来ます。

- InDesign CS3以降では、プリント属性パネルで設定した「塗りにオーバープリント」、「線にオーバープリント」をプリント時に破棄する設定はありません。

- 一部のカラー PostScript 3 プリンタではオーバープリントの設定を破棄できます。詳しくはご利用のプリンタメーカにお問い合わせください。

追加情報 （Additional Information）

オーバープリントについては [LiveDocsオンラインヘルプ]をご覧ください。

http://help.adobe.com/ja_JP/InDesign/5.0/help.html?content=WSa285fff53dea4f8617383751001ea8cb3f-7037.html

オーバープリントの設定については、線または塗りのオーバープリント [LiveDocsオンラインヘルプ]をご覧ください。

http://help.adobe.com/ja_JP/InDesign/5.0/help.html?content=WSa285fff53dea4f8617383751001ea8cb3f-7037.html

表示メニューの[オーバープリントプレビュー]をオンにすることで、画面上でもオーバープリントを確認することが出来ます。

プリントメニューの色分解/インキには[オーバープリント処理]があります。これは以下のような機能です。

「ドキュメントでいずれかのオーバープリントのオプションを設定しておくと、オーバープリントをサポートしているプリンタで正確に印刷されます。多くのデスクトッププリンタではオーバープリントをサポートしていないため、プリントダイアログボックスの「色分解」セクションの「オーバープリント処理」を選択することで、オーバープリントの効果をシミュレーションすることができます。」

以下にオーバープリント処理によるシミュレーションの方法を説明します。

図1: InDesign CS3で、「塗りにオーバープリント」を設定し、オーバープリントプレビューで確認

図2: 「オーバープリント処理」をオンにしてプリントした結果です。これは「オーバープリント処理」をオフにした結果と同じです。

図3: 「オーバープリント処理」をオンにするとオーバープリントされた印刷結果と同じくなるようにオブジェクトが作成されます。今回のケースでは紫色の四角形が作成されました。

関連ドキュメント (Related Records)

234017　コンポジット出力におけるオーバープリントについて（Illustrator CS3)

コンポジット印刷 [LiveDocs オンラインヘルプ]

http://help.adobe.com/ja_JP/InDesign/5.0/help.html?content=WSa285fff53dea4f8617383751001ea8cb3f-7039.html

Lab 値を使用した特色の表示または出力 [LiveDocs オンラインヘルプ]

http://help.adobe.com/ja_JP/InDesign/5.0/help.html?content=WSa285fff53dea4f8617383751001ea8cb3f-7025.html

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