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TechNote

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[an error occurred while processing this directive]インストールおよび起動時のトラブルシューティング(Macintosh 版 Premiere Pro CS3)


この情報は、米国アドビシステムズ社が提供している情報をもとにローカライズし、作成したものです。

日本語環境での動作保証はしておりませんのでご了承ください。


内容 (What's Covered)

A. トラブルシューティング/初級編

A-1. 必要システム構成

A-2. パブリックベータ版のアンインストール

A-3. ライセンス認証のトラブルシューティング

A-4. シリアル番号のトラブルシューティング

A-5. DVD ディスクおよび DVD ドライブの確認

A-6. 管理者権限でのログイン

A-7. ソフトウェアアップデート

A-8. ビデオカードおよびサウンドカードドライバのアップデート

A-9. 環境設定ファイルの再作成(起動時に問題が発生している場合)

A-10. Premiere Pro CS3 を単独で起動(起動時に問題が発生している場合)

A-11. セーフブート

A-12. デスクトップからのインストール

A-13. 新規ユーザアカウント

B. トラブルシューティング/中級編

B-1. ディスクのアクセス権を修復

B-2. ハードディスクの最適化

B-3. ハードディスクの破損の確認

B-4. ウイルス対策ソフトウェアを無効にしてインストール

C. トラブルシューティング/上級編

C-1. システムリソースを消費するプロセスを停止

C-2. システムソフトウェアの再インストール

C-3. 異なるハードディスクへインストール

C-4. ハードディスクをフォーマットして OS と Premiere Pro のみをインストール

C-5. PCI または PCX カードの検証

C-6. 外部周辺機器の取り外し

C-7. メモリ(RAM)の検証

C-8. 異なるハードディスクまたはコンピュータへのインストール


この文書では、Macintosh 版 Adobe Premiere Pro CS3 のインストールまたは起動時に発生する問題の対処方法について説明します。問題は、例えば以下に示すようなさまざまな形で現れます。

- 空白のダイアログボックスや画面のちらつき

- カーソルや画面のフリーズ

- 以下のようなエラー

アプリケーションのインストール中に発生するシステムエラーはデバイスドライバ、ソフトウェアおよびハードウェア間のコンフリクト、特定のファイルの破損など、さまざまな要因で発生します。また、システムの環境によってもインストールが正常に行われないことがあります。この文書に記載の手順を行うことによって、問題を解決するか、または原因を特定することができます。

この文書を有効に活用するため、以下に記載の手順を順序どおり行ってください。また、行った作業とその結果を、エラーメッセージの内容や現象の詳細などを含めて記録しておくことをお勧めします。それらの情報があることにより、弊社テクニカルサポートにお問い合わせの際、さらに適切なサポートを提供することができます。


A. トラブルシューティング/初級編

このセクションでは、インストール時に発生する最も一般的な問題についてのトラブルシューティングを行います。以下の操作を行う前に、あらかじめ必要なファイルのバックアップを作成してください。また、各手順を行った後に、コンピュータを再起動してからインストールを行ってください。再起動せずに操作を続行すると、別の問題が発生する可能性があります。


A-1. 必要システム構成

コンピュータが以下の必要システムを満たしていない場合、Premiere Pro CS3 を正しくインストールできないことがあります。

- インテルマルチコアプロセッサ

- Mac OS X 10.4.9

- 1 GB 以上の RAM(HD/HDV 用には 2 GB 以上を推奨)

- 10 GB 以上の空き容量のあるハードディスク(インストール時には追加の空き容量が必要)

- DV/HDV 用には 7200 RPM 以上のハードディスク、HD 用には RAID 0 でストライピングされたディスクアレイ(SCSI ディスクサブシステムを推奨)

- 32 bit ビデオカードを搭載した 1280 x 960 以上の画像解像度をサポートするディスプレイ、GPU アクセラレーションプレビューをサポートするアドビ推奨グラフィックカード*

- Core Audio 対応のサウンドカード

- DVD-ROM ドライブ

- ブルーレイディスクの作成にはブルーレイディスクドライブが必要

- DVD 作成用に SuperDrive が必要

- QuickTime 機能を使用する場合はQuickTime 7.1 が必要

- プロダクトアクティベーション(ライセンス認証)のためにインターネット接続または電話回線

- Adobe Stock Photos や付随するサービスのためにブロードバンドインターネット接続

* 互換性が確認されているハードウェアについて詳しくは、以下の弊社 Web サイトを参照してください。

URL : http://www.adobe.com/jp/products/premiere/dvhdwrdb.html

コンピュータに搭載されているメモリ(RAM)の容量を確認するには、以下の操作を行います。

  1. [アップル] メニューから [この Mac について] を選択します。
  2. 「メモリ」欄に表示されている値を確認します。この値が、コンピュータに搭載されているメモリの容量を示しています。



A-2. パブリックベータ版のアンインストール

パブリックベータ版アプリケーションがインストールされている場合は、製品版 Premiere Pro CS3 をインストールする前に、Premiere Pro、Adobe Soundbooth CS3、Adobe Photoshop CS3 などのすべてのベータ版アプリケーションを削除する必要があります。パブリックベータ版アプリケーションをアンインストール後、製品版 Premiere Pro CS3 をインストールします。

※ Premiere Pro CS3 を含む、Adobe Creative Suite 3 Production Premium/Master Collection をインストールする場合も同様です。

パブリックベータ版のアプリケーションを削除するには以下の操作を行います。

  1. Finder の [移動] メニューから [ユーティリティ] を選択します。
  2. 「Adobe Installers」フォルダをダブルクリックします。
  3. Premiere Pro、Photoshop などのアンインストーラをダブルクリックして起動します。
  4. 画面の指示に従い、すべてのコンポーネントをアンインストールします。

 注意 : Adobe Creative Suite 3 および CS3 アプリケーションをアンインストールする際は、ゴミ箱にドラッグして削除するのではなく、必ず付属のアンインストーラを使用してください。パブリックベータ版およびプレリリース版アプリケーションのアンインストール手順について詳しくは、文書番号 231082 Photoshop CS3 パブリックベータ版をアンインストールする方法 を参照してください。


A-3. ライセンス認証のトラブルシューティング

ライセンス認証を行う際に問題が問題が発生する場合は、文書番号 231218 ライセンス認証時における問題のトラブルシューティング(Macintosh 版 Adobe Creative Suite 3) を参照してください。


A-4. シリアル番号のトラブルシューティング

シリアル番号の入力後、または起動時に「無効なシリアル番号」エラーが表示される場合は、以下のいずれかもしくは複数の操作を行います。

- シリアル番号テキストボックス内に入力した内容を削除し、アプリケーション DVD-ROM のケース裏、または購入時の E メールや購入時の Web ページに記載されているシリアル番号を正しく入力します。

- テンキーを使用してシリアル番号を入力します。

- 数字の「0」(ゼロ)とアルファベットの「O」(オー)を誤って入力していないか確認します。

- 弊社カスタマーサービスに問い合わせます。問い合わせ先については、以下の弊社 Web サイトを参照してご確認ください。

URL : http://www.adobe.com/jp/aboutadobe/contact.html


A-5. DVD ディスクおよび DVD ドライブの確認

アプリケーション DVD に埃が付着していたり汚れていると、DVD-ROM ドライブがディスクを認識できず、インストールが完了できない場合があります。アプリケーション DVD に塵や埃、指紋などが付着していないか確認してください。綿くずなどが付いていないやわからい布で、DVD-ROM の表面を中心から外側に向かって軽く拭きとってください。

また、DVD-ROM ドライブが他の DVD を読み込めるか確認します。もし読み込めない場合は、DVD のケースまたは DVD-ROM のトレイが汚れていないか確認し、綿くずなどがついていない布で掃除します。それでも他の DVD 読み込めないときは、DVD-ROM ドライブに問題が発生している可能性が考えられます。その場合は、DVD-ROM ドライブの製造元か、もしくは Apple 社にお問い合わせください。


A-6. 管理者権限でのログイン

管理者権限のないユーザアカウントで Premiere Pro のインストールを行った場合、インストーラが必要なファイルにアクセスできない可能性があります。アクセス権の制限が問題の原因かどうかを特定するために、管理者権限のあるユーザとしてコンピュータにログインし、問題を再現します。問題が再現しない場合、これまで使用していたユーザアカウントのアクセス権が問題の原因となっていた可能性があります。ユーザアカウントのアクセス権を変更するには、Mac OS X ヘルプを参照するか、システム管理者に問い合わせてください。

管理者権限を持ったユーザアカウントでログインするには、以下の操作を行います。

  1. [アップル] メニューから [<ユーザアカウント名>のログアウト] を選択します。
  2. 「すべてのアプリケーションを終了して、今すぐログアウトしてもよろしいですか?」と表示されたら [ログアウト] をクリックします。


  3. ログインパネルが表示されたら、管理者権限を持ったユーザアカウントを選択してパスワードを入力し、Return キーを押します。


A-7. ソフトウェアアップデート

Mac OS X のアップデートを行うことにより、パフォーマンスやアプリケーションの互換性の問題が改善される場合があります。Mac OS X をアップデートするには、以下の Apple 社 Web サイトからアップデータを入手するか、[アップル] メニューから [ソフトウェアアップデート] を選択します。

URL : http://www.apple.com/jp/downloads/macosx/

 重要 : システムアップデートをインストールする前に、Premiere Pro CS3、および使用するその他のソフトウェアやハードウェアの必要システム要件を確認し、互換性に問題が無いか確認してください。インストールするアップデートが存在しない場合は、サードパーティ製ソフトウェア、ハードウェアの製造元へお問い合わせください。


A-8. ビデオカードおよびサウンドカードドライバのアップデート

ビデオカードおよびサウンドカード製造元の多くはソフトウェアドライバを頻繁に更新しています。ドライバのアップデートを行っていない場合は、ビデオカードおよびサウンドカードの製造元へドライバの更新について問い合わせるか、製造元の Web サイトからアップデータをダウンロードしてください。


A-9. 環境設定ファイルの再作成(起動時に問題が発生している場合)

環境設定ファイルの破損が原因で問題が発生している場合、環境設定ファイルを再作成することによって問題を解決することができます。

 注意 : 環境設定ファイルを再作成すると、アプリケーションの設定が初期状態に戻ります。

Premiere Pro CS3 の環境設定ファイルを再作成するには、以下の手順を実行します。

  1. Premiere Pro を終了します。
  2. 以下のフォルダに保存されている「Adobe Premiere Pro Prefs」ファイルをデスクトップにドラッグ&ドロップします。

    Macintosh HD/ユーザ/<ユーザ名>/ライブラリ/Application Support/Premiere Pro/3.0
  3. Premiere Pro を再起動します。

Premiere Pro の環境設定ファイルを再作成後も問題が発生する場合、問題の原因は環境設定ファイルではありません。カスタマイズした設定を復元するには、Premiere Pro を終了し、新しく作成された環境設定ファイルを削除して手順 2 で移動したファイルを元の場所に戻します。


A-10. Premiere Pro CS3 を単独で起動(起動時に問題が発生している場合)

十分な RAM 容量を確保し、他のアプリケーションとのコンフリクトを避けるために、起動しているアプリケーションを終了してから Premiere Pro を再起動します。起動しているアプリケーションを終了できない場合は、強制終了します。

アプリケーションを強制終了するには、以下の操作を行います。

  1. [アップル] メニューから [強制終了] を選択します。
  2. [アプリケーションの強制終了] ダイアログボックスが表示されます。終了させるアプリケーションを 1 つ選択し [強制終了] をクリックします。

     注意 : Finder は、Mac OS の基本コンポーネントです。Finder は選択しないでください。


  3. 「"<アプリケーション>"を強制終了してもよろしいですか?」というメッセージが表示されたら、[強制終了] をクリックします。
  4. Premiere Pro を再起動し、問題を再現します。

問題が再現しない場合 :

手順 2. で選択したアプリケーションが Premiere Pro とコンフリクトを起こしています。

問題が再現する場合 :

手順 1. ~ 3. を繰り返します。コンフリクトを起こしているアプリケーションを特定します。すべてのアプリケーションを終了しても問題が再現する場合は、次の手順へ進みます。


A-11. セーフブート

ユーザアカウントのログイン項目に設定されている項目や、起動時に読み込まれるアプリケーションやサービスなど必ずしも必要ではない拡張機能を無効にした状態で問題を再現します。コンピュータをセーフブートで起動することにより、起動時やログイン時に読み込まれる項目がすべて無効になります。

Macintosh をセーフブートで起動するには、以下の操作を行います。

  1. すべてのアプリケーションを終了します。
  2. Macintosh を再起動し、起動音と同時に Shift キーを押し続けます。
  3. Apple のロゴマークが表示されたら Shift キーを離します。起動画面に「セーフブート」と小さく表示されます。


A-12. デスクトップからのインストール

デバイスドライバ、ウイルス対策ソフトウェアなど、いくつかのシステムコンポーネントがインストーラとコンフリクトを起こし、Premiere Pro が正しくインストールされない場合があります。これらのコンフリクトを回避するため、インストーラファイルをデスクトップにコピーしてインストールを行います。

Premiere Pro が既にインストールされている場合は、以下の操作を行いアンインストールします。

  1. すべてのアプリケーションを終了します。
  2. 以下のフォルダに個人用データが保存されている場合は、あらかじめ別の場所へ移動します。

    Macintosh HD/アプリケーション/Adobe Premiere Pro CS3

    ※ 初期設定では、「Macintosh HD/アプリケーション」フォルダにインストールされます。
  3. Finder の [移動] メニューから [ユーティリティ] を選択します。
  4. 「Adobe Installers」フォルダを開き、「Adobe Premiere Pro CS3 を追加または削除」エイリアスアイコンをダブルクリックします。


  5. 「認証」画面が表示されたら、管理者の名前とパスワードを入力し、[OK] をクリックします。
  6. 「Adobe Premiere Pro CS3 コンポーネントの管理」画面で [Adobe Premiere Pro CS3 コンポーネントを削除] を選択して [次へ] をクリックします。


  7. 画面の指示に従い、Premiere Pro のアンインストールを完了します。

Premiere Pro をデスクトップからインストールするには、以下の操作を行います。

  1. Premiere Pro CS3 アプリケーション DVD をコンピュータの DVD-ROM ドライブに挿入します。
  2. [Adobe Premiere Pro CS3] ウインドウが表示されます。
    ※ ウインドウが自動的に表示されない場合は、デスクトップにマウントされた「Adobe Premiere Pro CS3」ディスクアイコンをダブルクリックします。
  3. 「Adobe Premiere Pro CS3」アイコンをデスクトップにドラッグ&ドロップしてコピーします。


  4. コピー完了後、アプリケーション DVD をコンピュータから取り出します。
  5. A-11. の手順を参照し、コンピュータをセーフブートで起動します。
  6. デスクトップにコピーした「Adobe Premiere Pro CS3」アイコンをダブルクリックします。


  7. 「Setup.app」アイコンをダブルクリックします。


  8. 「認証」画面が表示されたら、管理者の名前とパスワードを入力し、[OK] をクリックします。
  9. 画面の指示に従い、インストールを完了します。インストール手順の詳細については、以下の弊社技術文書を参照してください。
    文書番号 
    231514 インストール手順(Macintosh 版 Premiere Pro CS3)
    文書番号 
    231516 アップグレードインストール手順(Macintosh 版 Premiere Pro CS3)
    文書番号 
    231518 特別提供版でのアップグレードインストール手順(Macintosh 版 Premiere Pro CS3)


A-13. 新規ユーザアカウント

ユーザアカウントの破損によって、必要なファイルへのアクセスやファイルおよびフォルダの作成が妨げられることがあります。管理者権限のある新規ユーザアカウントを作成し、作成したアカウントでインストールまたは起動を行います。

新規ユーザアカウントを作成するには、以下の操作を行います。

  1. [アップル] メニューから [システム環境設定] を選択します。
  2. [アカウント] をクリックします。
  3. [アカウント] ウインドウ左下にある鍵のアイコンの状態を確認します。



    鍵が開いている場合 :
    そのまま手順 4. に進みます。

    鍵が閉じている場合 :

    以下の a. ~ b. の操作を行ってから、手順 4. に進みます。
  1. ユーザアカウント一覧のすぐ下にある「+」をクリックします。


  2. 以下の項目を入力します。
    - 名前
    - ユーザ名
    - パスワード(必要に応じて)
    - 確認(パスワードを設定した場合は、パスワードと同じ内容を入力します)
    - パスワードのヒント(必要に応じて)
  3. [ユーザにこのコンピュータの管理を許可] にチェックを入れます。



    ※ パスワードの設定と管理者権限の付与を必ず行ってください。
  4. [アカウントを作成] をクリックします。
  5. [アカウント] ウインドウを閉じます。
  6. [アップル] メニューから [<現在のユーザ名>のログアウト] を選択します。
  7. 新規ユーザアカウントでログインします。


B. トラブルシューティング/中級編

上記の手順で問題が解決しない場合は、以下のトラブルシューティングを行います。


B-1. ディスクのアクセス権を修復

管理者アカウントでログインしているにもかかわらず問題が発生する場合、ディスクのアクセス権が破損している可能性があります。Mac OS X 付属の「ディスクユーティリティ」を使用してアクセス権の修復を行います。

以下の操作を行います。

  1. Finder の [移動] メニューから [ユーティリティ] を選択します。
  2. 「ディスクユーティリティ」をダブルクリックします。


  3. [First Aid] タブをクリックして表示します。
  4. チェックするボリュームを選択して、[ディスクのアクセス権を検証] ボタンをクリックし、検証します。
  5. 不正なアクセス権が設定されていた場合には、[ディスクのアクセス権を修復] ボタンをクリックし、修復します。


B-2. ハードディスクの最適化

ハードディスクの断片化が著しい場合、インストール時または使用中にエラーが発生することがあります。ハードディスクの最適化を行い断片化を解消することにより、インストーラがハードディスクの空き領域へアクセスしやすくなります。ディスクの最適化は、ディスク最適化ユーティリティを使用してハードディスクごとに行います。ユーティリティの使用方法については、ユーティリティに付属のヘルプやマニュアルを参照してください。


B-3. ハードディスクの破損の確認

ハードディスクの断片化や破損が原因で、インストール時または使用中にエラーが発生する場合があります。Apple ディスクユーティリティなどのディスクユーティリティを使用して、ハードディスクの破損の検証と修復を行います。

 重要 : 弊社ではサードパーティ製ディスクユーティリティのサポートは行っておりません。以下の手順はサービスの一環として記載するものです。詳細については、ユーティリティの開発元にお問い合わせください。

Apple ディスクユーティリティ(OS のインストールディスクに含まれています)を使用して破損を検証するには、以下の操作を行います。

  1. コンピュータに付属のインストールディスク、または Mac OS X 10.4 のインストールディスクをドライブに挿入します。
  2. インストーラを起動し、コンピュータを再起動します。
  3. [ユーティリティ] メニューから [ディスクユーティリティ] を選択します。
  4. ディスクユーティリティが起動したら、左側に表示されているボリュームのリストから検証するボリュームを選択します。
  5. [First Aid] タブをクリックします。
  6. [ディスクを検証] ボタンをクリックして検証を行います。
  7. 修復が必要と診断された場合は [ディスクの修復] ボタンをクリックし、修復を行います。


B-4. ウイルス対策ソフトウェアを無効にしてインストール

ウイルス対策ソフトウェアによって、アプリケーションのインストールが妨げられる場合があります。ウイルス対策ソフトウェアを一時的に無効にして、アプリケーションのインストールが正常に完了するか確認します。ウイルス対策ソフトウェアを無効にするには、ソフトウェアに付属のマニュアルを参照してください。


C. トラブルシューティング/上級編

上記セクションの手順を行っても問題が改善しない場合、ハードウェアまたはオペレーティングシステムがインストーラとコンフリクトを起こしている可能性があります。

 警告 : 弊社ではハードウェアのサポートは行っておりません。以下の内容はサービスの一環として提供するものです。詳細は、ハードウェアの製造元または正規販売店にお問い合わせください。ハードウェアのトラブルシューティングをユーザが行うと、コンピュータの保証が無効になることがあります。

 注意 : ハードウェアを取りはずしや付け替えを行う場合は、必ずコンピュータと周辺機器の電源を切ってください。


C-1. システムリソースを消費するプロセスを停止

Premiere Pro に十分なシステムリソースを割り当てられるようにするため、「アクティビティモニタ」を使用してシステムリソースの 30 % 以上を消費しているプロセスを終了します。

以下の操作を行います。

  1. Finder の [移動] メニューから [ユーティリティ] を選択します。
  2. 「アクティビティモニタ」をダブルクリックします。


  3. [表示] メニューから [更新の頻度] - [少なく (5 秒ごと)] を選択します。
  4. CPU の 30 % 以上を消費しているプロセスを選択して、[プロセスを終了] ボタンをクリックします。


C-2. システムソフトウェアの再インストール

システムソフトウェアをクリーンインストールします。その後、Premiere Pro をインストールします。

 重要 : クリーンインストールを実行することにより、ハードディスク上のすべての内容が消去されます。そのため、この操作を行う前には必ず、外部ストレージ(外付けハードディスクや CD-R/RW など)に必要なデータのバックアップを行うようにしてください。

システムの再インストールについての詳細は、コンピュータに付属のマニュアルもしくは以下の Apple 社 サポートページを参照してください。

URL : http://www.apple.com/jp/support/


C-3. 異なるハードディスクへインストール

異なるハードディスク(同じハードディスク内のパーティションではありません)に Premiere Pro をインストールします。コンピュータに複数のハードディスクが搭載されている場合、システムではない方のハードディスクに Premiere Pro をインストールして問題を再現します。

起動ディスクを変更するには、以下の操作を行います。

  1. [アップル] メニューから [システム環境設定] を選択します。
  2. [起動ディスク] をクリックします。
  3. 起動ディスクとして使用するハードディスクドライブを選択して [再起動] ボタンをクリックします。
  4. 「コンピュータを再起動してもよろしいですか?」と表示されたら [再起動] ボタンをクリックします。


C-4. ハードディスクをフォーマットして OS と Premiere Pro のみをインストール

HFS+(Mac OS 拡張)フォーマットでハードディスクを初期化し、オリジナルのインストールメディアから Mac OS X と Premiere Pro のみインストールします。ハードディスクの初期化を行うと、ハードディスク上のすべてのファイルが消去されます。必要な個人用データはあらかじめ事前にバックアップを保存しておいてください。また、すべてのアプリケーションおよびオペレーティングシステムのインストールメディアがあることを確認してください。

 注意 : 問題が解決したと確認できるまでは、他のソフトウェアやハードウェアをインストールしたり接続しないでください。また、ハードディスクのバックアップを作成し、インストールする代わりに作成したバックアップから Mac OS X および Premiere Pro を復元しないでください。アプリケーションまたは Mac OS X が問題の原因となっている場合、問題が再発することがあります。

ハードディスクを初期化して Mac OS X と Premiere Pro をインストールします。その後、問題が再現するか確認します。

問題が再現しない場合 :

他にインストールされていたアプリケーションを 1 回に 1 つずつインストールします。インストールする度に問題が再発するかどうか確認します。特定のアプリケーションをインストールした後に問題が発生する場合は、そのアプリケーションが問題の原因である可能性があります。アップデータや修正版について製造元にお問い合わせください。

問題が再現する場合 :

原因はハードウェア関連です。詳細については、ハードウェアの製造元または正規販売店へお問い合わせください。ただし、お問い合わせの前に以下のセクションに示す作業を 1 つまたは複数行ってください。


C-5. PCI または PCX カードの検証

PCI または PCX カードの破損、または互換性の問題によってシステムエラーが発生することがあります。コンピュータの電源を切り、プロセッサアクセラレータカードやビデオカードなどの拡張カードをすべてはずし、コンピュータを再起動して PCI または PCX カードのチェックを行います。


C-6. 外部周辺機器の取り外し

コンピュータに接続している外部の周辺機器を 1 つずつ取り外します。外部の周辺機器には、FireWire、USB、Serial ATA、IDE あるいは SCSI によって接続される機器などが含まれます。これらの機器を取り外した状態で問題が改善する場合、それまで接続していた外部の周辺機器、ケーブル、または接続に問題があった可能性が考えられます。外部の周辺機器のトラブルシューティングの詳細については、周辺機器の製造元にお問い合わせください。


C-7. メモリ(RAM)の検証

メモリ(RAM)モジュールがコンピュータに正しく取り付けられており、問題の原因になっていないかどうかを確認するため、以下のいずれかまたは両方の操作を行います。

- メモリの取り付け位置、順番を変更します。

- 多くのメモリが搭載されている場合は、Mac OS X と Premiere Pro の起動に必要な最低限の容量だけを残し、余ったメモリをすべて取り外します。その状態で問題が発生するかどうかを確認します。問題が発生する場合は、取り外したメモリモジュールと外していないものとを再度入れ替えて、問題が発生するかどうかを再度確認します。問題が発生しなくなった場合、取り外したメモリモジュールのうちの 1 つまたは複数に問題があります。詳細については、メモリの製造元にお問い合わせください。


C-8. 異なるハードディスクまたはコンピュータへのインストール

異なるコンピュータに取り付け可能な同じハードディスク、または同じコンピュータに取り付け可能な異なるハードディスクに Premiere Pro をインストールして問題を再現します。問題が再現しない場合、以前使用していたハードディスク、またはマザーボードが原因の可能性があります。詳細については、製造元にお問い合わせください。


関連ドキュメント (Related Records)

RELATED RECORDS

文書番号 231514 インストール手順(Macintosh 版 Premiere Pro CS3)

文書番号 231516 アップグレードインストール手順(Macintosh 版 Premiere Pro CS3)

文書番号 231518 特別提供版でのアップグレードインストール手順(Macintosh 版 Premiere Pro CS3)

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Creative Commons License

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サポート情報検索 (Search Support)

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ドキュメント情報 (Document Details)

最終更新 (Last Update): 2007-07-21
文書番号 (ID):231997
プラットフォーム (OS):Macintosh
http://go.adobe.com/kb/ts_231997_ja-jp

関連製品 (Product Affected)

adobe premiere pro
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