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Adobe Contribute CS3 には、より操作性を重視した多くの機能が追加されました。また、既存ページと新規ページの一貫性を保持しやすくなりました。Contribute CS3 では、新規ページの作成や既存ページの編集だけでなく、任意の Blog サイトに接続して Blog コンテンツの更新と管理を行うことができます。この文書では、サイトの管理に関する設定を行う、[Web サイトの管理] ダイアログボックスで使用できる機能について説明します。
メモ : Contribute 管理者は [Web サイトの管理] ダイアログボックスにアクセスすることができます。[編集](Windows)/[Contribute](Macintosh)メニューから [Web サイトの管理] - [サイトの名前] を選択してください。この設定にアクセスする際に、管理者パスワードが必要となる場合があります。
[Web サイトの管理] カテゴリについて
[Web サイトの管理者] ダイアログボックスの各カテゴリでは、管理者がサイトのコンテンツ開発における大部分を管理することができます。以下の項目には Contribute 3 以降に搭載された新機能が含まれています。Contribute CS3 で新たに追加された機能については「(新機能)」と記載しました。これらはサイト全体の設定となり、ユーザーグループ設定とは異なりますのでご注意ください。
- PDF の埋め込みを有効化
この機能は、Contribute CS3 で新しく搭載されました。PDF の埋め込みを有効化すると、ユーザーは PDF ドキュメントをリンク、または埋め込み PDF として挿入することができます。
- ブログ管理機能
Contribute CS3 で新しく搭載されたブログ管理機能では、ポップアップメニューからブログエントリの管理と日付およびタイムスタンプの追加を行うことができます。
- Microsoft Word/Excel から公開するテンプレートを作成
- PHP/CSS レンダリングサポートの強化
- 外部エディタを使用せずに HTML コードスニペットを追加
このカテゴリでは、管理者が Web サイトに接続するユーザーの役割を定義することができます。これは Contribute の以前のバージョンから搭載されている機能ですが、新しいダイアログボックスでは、ユーザーが属するグループをより簡単に識別することができるようになりました。管理者は、ユーザーグループを再作成せずにユーザーの追加と削除を行うことができます。
このカテゴリで管理者が設定可能な内容
管理者は、このカテゴリから接続キーを送信することもできます。
このカテゴリは、以前のバージョンから変更された点はありません。
このカテゴリで管理者が設定可能な内容
[Publishing サーバー] カテゴリは、Contribute 3 から搭載されている機能です。下書きの追跡と、公開フローの作成を行うことができます。Publishing Server を利用することで、編集者が公開前に下書きを送信し承認を依頼するよう設定することができます。編集者は下書きを公開したり、変更、修正のために返送する、あるいは他のユーザーに送信することができるようになります。ドキュメントの追跡機能は、Web サーバーにインストールされる Contribute Publishing Server によって行われます。このカテゴリは、Contribute Publishing Server がインストールされることによって有効になります。
[Web サイトの管理] ダイアログボックスの [Publishing サーバー] カテゴリでは、ユーザーディレクトリを有効にすることができます。この設定によって、既存の Active Directory や、LDAP リスト、またはファイルベースディレクトリを使用してユーザーのアクセスを一元管理することができます。管理者は、ユーザーを素早く定義し、サイトやユーザーグループにユーザーを新しく追加したり削除することができます。ユーザーディレクトリで定義されたユーザーは接続キーを用いることなく、Contribute からサイトにアクセスすることができます。
以前のバージョンにもこの機能は搭載されていましたが、Contribute 3 で再設計され、さらに拡張されています。
[Web サーバー] カテゴリには、以下の 3 つのタブがあります。
Web アドレス
このタブでは、Web サイトの初期 URL や代替アドレス、例えば IP アドレスやドメインのサーバーによって提供されるその他のオプションがリストアップされます。管理者は新しく URL を追加したり、代替アドレスの編集、削除を行うことができます。
インデックスファイル
このタブで表示されるファイルのリストは、ホームページにアクセスする際、ブラウザが探す共通のインデックスページです。管理者は、このリストを編集、追加、削除を行うことができます。
防御ページ
防御ページとは、Contribute 3 からの新しい概念です。Web サーバー上にフォルダを作成し、編集段階で使用される Temp ファイルや、ロールバック、サーバー設定ファイルなどが保存されます。サーバー上にこうしたフォルダを作成した場合、インデックスページが含まれていなくてもフォルダ内のすべてのファイルリストが表示されてしまうことがあります。Web サイトの閲覧者には見せる必要のないファイルが表示される可能性もあります。
防御ページはインデックスファイルとなっており、ブラウザがフォルダへアクセスした際に初期設定で表示されるページです。こうしたインデックスファイルを設けることによって、フォルダ内のファイルリストが表示されることを防ぐことができます。[インデックスファイル] タブでインデックスファイルの優先順位を変更すると、防御ページのファイルを変更することができます。また、[防御ページ] タブには現在設定されている防御ページを検出するボタンが配置されています。
ロールバック機能は Contribute の初期バージョンから搭載されています。サーバー上に保存した以前のページに戻すことができます。この機能を利用することで、必要なページを以前のページと差し替えることもできるようになります。[ロールバック] カテゴリで、サイト用にこの機能を有効にし、以前のバージョンを保存する回数を設定することができます。また、管理者はユーザがファイルを削除する際に、ロールバックバージョンの削除について許可を与えることも可能です。
Contribute 3 以降のバージョンでは、新規ページのエンコードと、初期設定ファイルの拡張子を定義することができます。
メモ : この設定は、ユーザーの役割設定で行う [新規ページ] の設定とは異なります。[Web サイトの管理] ダイアログボックスで行う設定は、すべてのユーザーに影響します。
このカテゴリでは、[移行モード] と [互換モード] の 2 つの設定項目があり、Contribute の以前のバージョンを使用しているユーザーからもサイトに接続できるように設定することができます。Contribute 3 以降には以前のバージョンと互換性のない新機能が多数搭載されています。例えば、下書きをレビュー用に送信する機能などです。このため、[移行モード] に設定し以前のバージョンからユーザーがアクセスしてページを編集、公開することは可能ですが、レビュー用に下書きを送信したり、その他の一部機能を使用することができない場合があります。
[PDF の埋め込みを有効化] カテゴリは Contribute CS3 に新しく搭載された機能です。Web ページ内のオブジェクトとして PDF ドキュメントを埋め込む場合の設定を行うことができます。初期設定では [PDF 埋め込みを許可] オプションは有効ですが、[PDF の埋め込みを許可しない] を選択することによって機能を無効化することも可能です。PDF の埋め込みを有効化した場合、ユーザーは PDF ドキュメントをリンク、または埋め込み PDF として挿入することができます。この機能を無効にした場合、PDF ドキュメントはリンクとしてのみ挿入することができます。
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最終更新 (Last Update): | 2007-06-22 |
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文書番号 (ID): | 228485 |
プラットフォーム (OS): | Macintosh, Windows |
http://go.adobe.com/kb/ts_228485_ja-jp |