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Adobe AIR 1.1 ではアプリケーションのローカライズがサポートされており、Dreamweaver を使用する開発者は、この機能を使用することができます。ただし、Dreamweaver の AIR Authoring 拡張機能で直接サポートされているわけではありません。この文書では、既存の Dreamweaver AIR プロジェクトに多言語アプリケーションサポートを追加する方法について説明しています。
まずはじめに、Adobe AIR ヘルプ「AIR アプリケーションのローカライズ」を参照することをお勧めします。この文書では、フレームワークレベルでの Adobe AIR 1.1 におけるローカライズサポートに関する概要が説明されています。
A. アプリケーション名と説明
B. Adobe AIR 1.1 ローカリゼーションフレームワーク
C. リソースバンドル
D. ローカライズストリングの使用
E. 追加情報
Dreamweaver のアプリケーション記述ファイルで指定可能な言語は 1 つのみです。XML 記述ファイルを編集し、サポートされるロケールの文字列を追加して、Dreamweaver から多言語の指定を行います。アプリケーション記述ファイルの言語を指定する XML 要素内で既存の文字列を囲みます。サポートされるロケールの文字列を追加して、多言語サポートを提供します。
英語の name 文字列は以下のように生成されます。
<name>Sample 1.0</name>
多言語サポート用に、XML を以下のように変更します。
<name>
<text xml:lang="en">Sample 1.0</text>
<text xml:lang="fr">Échantillon 1.0</text>
<text xml:lang="de">Stichprobe 1.0</text>
</name>
アプリケーションの <description> の文字列も同様に、対応する地域の文字列を指定します。
Adobe AIR 1.1 の SDK には、HTML ローカリゼーションフレームワークが同梱されています。これは Adobe AIR フレームワークディレクトリ内の「AIRLocalizer.js」ファイルという JavaScript ファイルによって定義されています。このファイルには、多言語サポートのアプリケーションを作成するための「air.Localizer」クラスが含まれています。プロジェクトのメインの HTML ファイル内に AIRLocalizer.js をインクルードすることにより、特定の言語固有の文字列にアクセスが可能になり、リソースバンドルによって維持されます。
ローカリゼーションファイルは、キーベースの値のコレクションで、テキストファイル内にシリアライズされています。これらのファイルは、Adobe AIR 1.1 ローカリゼーションフレームワークからアクセスされ、言語固有の文字列が取得されます。ローカリゼーションファイルは、バンドルとして参照される場合があります。ルートレベルのバンドルディレクトリ内には言語固有のディレクトリが作成され、言語固有の文字列を含む個別のリソースファイルが格納されます。これらのリソースファイルは、拡張子「.properties」で保存され、アプリケーションを定義するキーの値の組み合わせが記録されます。
例 :
title=Sample Application
greeting=Hello in English.
これらのファイルはシンプルなテキストファイルとして保存され、1 行ごとにキーと値の組み合わせが記述されています。
Adobe AIR 1.1 アプリケーションでは、以下のシンタックスを使用して、任意の DOM 要素をリソースバンドル内の言語固有の値に変更することができます。
<p local_innerHTML="default.greeting" />
これは、言語固有のリソースバンドル内の「default.properties」ファイルから、文字列「greeting」を挿入する例です。使用中の言語と代替の言語どちらからでも、DOM 全体および個別の要素の更新が可能です。
上記は、Adobe AIR 1.1 に含まれるローカリゼーションフレームワークに関する、ごく簡単な概要です。Dreamweaver では、Adobe AIR 1.1 内のローカライズコンテンツまたは文字列のヴィジュアルオーサリングはサポートされていませんが、Dreamweaver の AIR 拡張機能を使用することで、ローカライズされた AIR 1.1 アプリケーションの管理、プレビュー、デバッグ、パッケージを行うことができます。
AIR 1.1 アプリケーションのローカライズに関する仕様については、Adobe AIR コミュニティヘルプ「HTML および Ajax での Adobe AIR 1.1 アプリケーションの開発」を参照してください。
文書番号 230767 Flash Player、AIR、セキュリティリリースの公開に伴う Flash オーサリングツールのアップデート
文書番号 233897 自動アップデート機能について(Adobe AIR)
Localizing AIR 1.1 Applications in Dreamweaver*(TechNote kb403908)
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最終更新 (Last Update): | 2009-12-19 |
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文書番号 (ID): | 236453 |
プラットフォーム (OS): | Macintosh, Windows |
http://go.adobe.com/kb/ts_236453_ja-jp |