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TechNote

[an error occurred while processing this directive]ファイルを保存して再度開くと和字と全角記号間のアキ量が変更される（InDesign CS4）

問題点 （Issue）

Adobe InDesign CS4 で、和字の後に「※」や「×」などの全角記号が含まれている場合、ファイルを保存後に再度開くと和字と全角記号間のアキ量が変更されます。

テキスト入力時は和字として認識されていた全角記号が、ファイルを保存後に再度開いた際に欧文用文字として認識されるため、文字組みで設定されている和欧間アキ量が適用されます。
アキ量が変更された後にテキストを編集すると全角記号が再び和字として認識されますが、保存して再度開くと同じ問題が発生します。

理由 （Reason）

[組版] 環境設定で [CID ベースの文字組みを使用] オプションを無効にしています。

解決方法 （Solution）

この問題を解決するには、[CID ベースの文字組みを使用] オプションを有効にします。
以下の操作を行います。

1. [編集]（Windows）／[InDesign]（Macintosh）メニューから [環境設定] － [組版] を選択します。
2. [文字組み互換モード] セクションで [CID ベースの文字組みを使用] にチェックを入れます。
   
   
   
3. [OK] をクリックします。

関連ドキュメント (Related Records)

文書番号　235409　行末に閉じ括弧がある縦組みテキストで縦中横を設定すると文字間のアキが不正になる（InDesign CS4）

文書番号　235857　縦中横と縦組み中の欧文回転ではアキ量が異なる（InDesign CS3/CS4）

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