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日本語環境での動作保証はしておりませんのでご了承ください。
B-4. 異なるアプリケーションまたはキャプチャユーティリティの使用
C-1. タイムライン上のすべてのビデオがレンダリングされていることを確認します
D-2. Adobe 認定キャプチャカードまたは Microsoft 認定 OHCI 準拠のキャプチャカード
文書番号 232055 アナログキャプチャの問題のトラブルシューティング(Premiere Pro)
キャプチャまたは再生時の問題は、以下のようなさまざまな現象として現れます。
- ビデオが断続的に再生される
- ビデオ出力に含まれるブロックノイズ
- ビデオがクリップウインドウに表示されるがモニタウインドウに表示されない
- [キャプチャ] パネルにビデオが表示されない
- システムエラーの発生
- 再生画質の劣化、またはオーディオが雑音のように再生される
特定のファイルによる破損、デバイスドライバ、ソフトウェア、ハードウェアのコンフリクトを含む異なる原因がキャプチャや再生の問題を引き起こすことがあります。Premiere Pro で作業中にシステムエラーが発生する場合もありますが、必ずしも Premiere Pro が原因であるとは限りません。他のアプリケーションがメモリやプロセッサパワーを使用しているために問題が発生する場合もあります。
この文書を有効に活用するため、以下に記載の手順を順序どおり行ってください。また、行った作業とその結果を、エラーメッセージの内容や現象の詳細などを含めて記録しておくことをお勧めします。それらの情報があることにより、弊社テクニカルサポートにお問い合わせの際、より適切なサポートを提供することができます。
このセクションの手順によって、デジタルビデオのキャプチャ、または再生時に発生する一般的な問題を解決することができます。システムエラーが発生した場合は、必ずコンピュータを再起動してメモリをリフレッシュしてください。再起動ずに作業を続行すると、問題が複雑化する可能性があります。
システムが以下の必要構成を満たしていない場合、Premiere Pro CS4 は正しく動作しません。
- DV 用には 2 GHz 以上、HDV 用には 3.4 GHz 以上、HD 用には 2.8 GHz 以上のデュアルプロセッサ(SSE2 対応の AMD プロセッサを搭載したパーソナルコンピュータ)
- Microsoft Windows XP Service Pack 2 日本語版(Service Pack 3 を推奨)、または Windows Vista Home Premium、Business、Ultimate、Enterprise(Service Pack 1)日本語版(32 ビット版 Windows XP および 32 ビット版/64 ビット版 Windows Vista で動作可能)
- 2 GB 以上の RAM
- 10 GB 以上の空き容量のあるハードディスク(フラッシュメモリを利用したストレージデバイス上にはインストール不可)※インストール時には追加の空き容量が必要
- 1280 x 900 以上の画像解像度をサポートするディスプレイ 、および OpenGL 2.0 対応のグラフィックカード*
- DV/HDV 用には 7200 RPM 以上のハードドライブ、HD 用には RAID 0 でストライピングされたディスクアレイ(SCSI ディスクサブシステムを推奨)
- SD/HD ワークフローには、キャプチャおよびテープへの書き出し用にアドビ認定のカード*
- DV および HDV キャプチャ、テープへの書き出し、DV デバイスへの伝送用に OHCI IEEE 1394 ポート
- DVD-ROM ドライブ(DVD を作成する場合は DVD+-R 書き込み用ドライブが必要)
- ブルーレイディスクの作成には記録対応ブルーレイディスクドライブが必要
- Microsoft WDM または ASIO 対応のオーディオインタフェース
- QuickTime 機能を使用する場合は QuickTime 7.4.5 が必要
- オンラインサービスのためにブロードバンドインターネット接続
*必要システム構成のアップデートやビデオの互換性についての詳細は、以下の弊社 Web サイトを参照してください。
URL : http://www.adobe.com/jp/products/premiere/systemreqs/
プラグインキャッシュファイルが破損することによって、いくつかの問題が発生する可能性があります。プラグインキャッシュファイルを再作成し、問題が解決するか確認します。プラグインキャッシュファイルを再作成するには、Shift キーを押しながら [スタート] メニューから [すべてのプログラム] - [Adobe Premiere Pro CS4] を選択します。スタートアップスクリーンが表示されたら、キーを放します。
注意 : 以前のバージョンの Premiere で起動時に問題が発生している場合は、環境設定ファイルを再作成することで問題を回避することができます。Premiere Pro CS4 では、アプリケーションの環境設定がプラグインキャッシュファイルに保存されます。環境設定ファイルには、ユーザの環境設定のみが格納されています。
問題の原因が、ビデオテープ、クリップまたはプロジェクトによるものかを確認します。
ビデオテープ、クリップに問題がある場合 : 他のビデオテープから正常にキャプチャが行える場合、元のビデオテープが破損しているか、または映像に問題がある可能性があります。
プロジェクトに問題がある場合 : 新規プロジェクトを作成し、正常にキャプチャが行える場合、既存のプロジェクトの設定を正しく行っていないか、または既存のプロジェクトが破損している可能性があります。
このセクションでは、特にキャプチャを行う際に問題が発生する、またはキャプチャした映像に問題がある場合の対処方法について説明します。
[キャプチャ] ウインドウを開く際にエラーが表示される、あるいは [キャプチャ] ウインドウにシグナル、またはプレビューが表示されない場合、ケーブルが正しく接続され機能しているか確認します。カメラを使用している場合は、VCR/VTR モードに設定されているか確認します。
Premiere Pro のシーン検出は、ビデオテープにエンコードされた時間/日付の情報を読み込むことで機能します。テープに時間/日付の情報がない場合、または時間/日付の情報にデータエラーが含まれている場合、シーン検出は失敗してビデオキャプチャを停止します。
シーン検出を無効にするには、以下の操作を行います。
デバイスコントロールは、Preimiere Pro に DV/HDV カムコーダ、または DV/HDV デッキとの通信および制御を可能にします。これらのデバイスと通信するために使用されるデバイスコントロールプロトコルは、メーカー、またはモデルによって異なり、効果のないデバイス通信は問題が発生する原因となります。Premiere Pro は、さまざまなデバイスのメーカーやモデルのための DV/HDV デバイスコントロール設定を提供していますが、特定のモデルがリストにない場合は、[デバイス] オプションで [標準] を使用します。[標準] に設定後もキャプチャの処理が向上しない場合は、[代替] および [汎用] に設定して再度ビデオのキャプチャを行います。または、DV/HDV デバイスコントロールを無効にして、手動でキャプチャを行います。
DV/HDV デバイスコントロール設定を変更するには、以下の操作を行います。
デバイスコントロールを無効にするには、以下の操作を行います。
注意 : サードパーティ製キャプチャカードの製造元やプラグインの開発元は、独自のデバイスコントロールモジュールを提供することがあります。特定のデバイスコントールの詳細について、製品メーカーのマニュアルを参照してください。
異なるアプリケーション、またはキャプチャユーティリティでビデオをキャプチャするには、以下のいずれか、または複数の操作を行います。
- カードのドライバによってインストールされるキャプチャユーティリティで、ビデオまたはオーディオをキャプチャします。(ユーティリティのキャプチャ性能を確認するには、カードの説明書を参照してください。)ユーティリティで問題が発生した場合は、キャプチャカードが問題に関係しています。キャプチャカードの製造元に、サポートについてお問い合わせください。
- OHCI 準拠のキャプチャカードを使用している場合は、Windows ムービーメーカーなどの別のアプリケーションを使用してビデオのキャプチャを試してください。サードパーティのアプリケーションでも同様の問題が発生する場合、システムが問題に関係している可能性があります。D. トラブルシューティング/上級編を参照してトラブルシューティングを行います。
このセクションでは、キャプチャしたデジタルビデオを再生する際に発生する問題に対処する方法について説明します。
レンダリングされていないビデオファイルは、タイムライン上ではスムーズに再生されません。Premiere Pro のリアルタイム再生は、システムの CPU、プロジェクトの複雑さ、ビデオファイルの形式、ビデオの圧縮、および利用可能なシステムリソースを含むさまざまな要素に影響します。
Preimere Pro のモニタウインドウでの再生は、[高画質]、[ドラフト画質]、または [自動選択] のいずれかで表示することができます。モニタウインドウの初期設定では、[自動選択] に設定されています。モニタウインドウの際、背画質を変更するには、モニタウインドウのメニューを開き、適切な再生画質の設定を選択します。
自動選択 : 再生のパフォーマンスを測定して、[高画質] と [ドラフト画質] の中間の画像解像度を動的に調整します。
高画質 : モニタにビデオがフル解像度で表示されます。[高画質] 設定のレンダリングを行っていないビデオを強制的に再生した場合、ビデオが断続的に再生される場合があります。
ドラフト画質 : モニタパネル内のビデオが 1/2 の解像度で表示されます。[ドラフト画質] が選択された場合、再生はスムーズですが、画質は一時的に劣化します。
上記セクションで問題が解決しない場合は、以下のトラブルシューティングを行います。
制限ユーザでログインしている場合は、管理者権限を持つユーザアカウントでログインし、Premiere Pro で [キャプチャ] ウインドウを開きます。この操作を行った後は、制限ユーザでログインし [キャプチャ] ウインドウを開いても、エラーメッセージは表示されません。
キャプチャカード、またはビデオドライバが Premiere Pro および オペレーティングシステムと互換性がない場合、問題が発生することがあります。弊社認定キャプチャカードおよびドライバのリストについては、以下の弊社 Web サイトを参照してください。
URL : http://www.adobe.com/jp/products/premiere/dvhdwrdb.html
Windows Vista/XP 用の Microsoft 認定 OHCI 準拠、IEEE1394 カードのリストについては、Microsoft 社の Web サイトを参照してください。
キャプチャカード用のメーカーのプリセットをプロジェクト設定、およびキャプチャ設定の両方に適用する必要があります。OHCI 準拠のカードを使用している場合は、適切な DV-NTSC または DV-PAL プリセットを選択します。認定キャプチャカードには、Premiere Pro に付属する DV デバイスコントロールとは異なる DV デバイスコントロールプラグインが含まれます。Premiere Pro で、キャプチャカードのデバイスコントロールを必ず選択してください。
- OHCI 準拠のカードを使用している場合は、[編集] メニューから [環境設定] - [デバイスコントロール] を選択して、[デバイス] ポップアップメニュー から [DV/HDV デバイスコントロール] を選択します。
- OHCI 非準拠のカードを使用している場合は、[編集] メニューから [環境設定] - [デバイスコントロール] を選択して、[デバイス] ポップアップメニュー から、使用するカードのデバイスコントロールを選択します。
一部のアプリケーションを、Premiere Pro と同時に起動していると、キャプチャの妨げになることがあります。Premiere Pro を起動する前に、Windows によって自動的に起動するスタートアップ項目を含むすべての他のアプリケーションを無効にします。
以下の操作を行います。
問題が再現しない場合 : スタートアップ項目のいずれかが Premiere Pro とコンフリクトを起こしています。コンフリクトを起こしている項目を特定するには、項目を 1 つずつ有効にしていきます。原因となる項目が確認できたら、開発元にアップデートの有無についてお問い合わせください。
問題が再現する場合 : スタートアップ項目は問題の原因ではありません。スタートアップ項目を再度有効にします。スタートアップ項目を有効にするには、以下の操作を行います。
デバイスドライバとは、Windows がビデオディスプレイアダプタや SCSI、SATA、IDE コントローラカード、及びマザーボード BIOS やチップセットのようなデバイスと通信するためのファイルです。最新のドライバを確認するには、コンピュータ、またはデバイスの製造元にお問い合わせください。
デバイスドライバの問題を確認するには、以下の操作を行います。
ビデオカードの製造元の多くは、頻繁にドライバソフトウェアのアップデートを行っています。ビデオカードドライバをアップデートしていない場合は、最新のドライバについてビデオカードの製造元に問い合わせるか、または製造元の Web サイトから最新のものをダウンロードしてください。(ビデオカードの製造元は、デバイスマネージャのカードのプロパティで確認することができます。)ビデオカードの色深度および解像度を変更するか、ハードウェアアクセラレータを無効にすることによってアプリケーションとの互換性を確認することができます。古いビデオカードドライバを削除して新しいドライバをインストールする際は、必ず製造元の指示に従ってください。完全に削除されていない古いドライバが問題の原因になることがあります。
ディスプレイカードの色深度および解像度を変更するには、以下の操作を行います。
注意 : 以下の設定変更を行うと、Premiere Pro と同時に起動する他のアプリケーションの動作に影響を及ぼす可能性があります。
画面の色と解像度を変更して問題が解決した場合は、ディスプレイカードドライバのアップデートについて製造元へお問い合わせください。
ハードウェアアクセラレータを無効にするには、以下の操作を行います。
問題が再現しない場合は、ディスプレイカードドライバのアップデートについて製造元へお問い合わせください。
キャプチャカードドライバのインストールの際、PCI カード、Premiere Pro、キャプチャカードドライバの順にインストールする必要があります。Microsoft 認定の OHCI 準拠キャプチャカードを使用している場合は、システムにキャプチャカードに付属するドライバをインストールする代わりに Microsoft のドライバを自動的に読み込ませます。間違った順序で、キャプチャカードまたはソフトウェアを再インストールすると、Premiere Pro でキャプチャカードを使用することができなくなります。
kb405478 Troubleshoot digital video capture and playback in Adobe Premiere Pro CS4 on Windows
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最終更新 (Last Update): | 2009-04-02 |
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文書番号 (ID): | 234955 |
プラットフォーム (OS): | Windows |
http://go.adobe.com/kb/ts_234955_ja-jp |