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Acrobat 8 は、文書を PDF (Portable Document Format) ファイルに変換したり、PDF ファイルの編集・加工ができるソフトウェアです。
PDF は世界的に普及している電子文書フォーマットです。ドキュメントを PDF ファイルに変換すればプラットフォームやアプリケーションに依存せずに、無料配布の Adobe Reader を使用し、誰でも文書の表示や印刷を行うことができます。
Acrobat 8 には Professional 版と Standard 版 があり、Professional 版は Standard 版のすべての機能に加え、PDF フォーム作成機能、Microsoft Visio やAutodesk AutoCAD との強力な連携、印刷工程ツールなど高度な機能を搭載しています。また、Professional 版では、Adobe Reader 8.0 ユーザに注釈やコメント機能の使用権限を付与できるようになりました。
[ 主な特長 ]
- Adobe Reader ユーザへ追加機能の使用権限付加
さまざまな形式のファイルを汎用ファイル形式である PDF ファイルに、ワンクリックで簡単に変換できます。標準規格 ARCH、ISO、JIS、ANSI などの大判用紙サイズにも対応しています。
各アプリケーションからの変換
Microsoft Word、Excel、および PowerPoint から、ワンクリックで直接 PDF ファイルを作成できます。さらにOutlook、Internet Explorer からも、文書情報を維持したまま簡単に PDF ファイルを作成できます。また、Acrobat 8.0 Professional ではProject、Visio、Access、Publisher、 Autodesk AutoCAD からも PDF ファイルの作成が可能です。
複数ファイルから PDF を作成
種類が異なる複数のファイルや、複数のPDF ファイルを 1 つの PDF ファイルに変換および結合することができます。結合する個々のファイルごとに自動で作成されるしおりを使用すれば、検索、印刷、抽出、および個別文書の削除を簡単に行うことができます。
紙から電子文書へ変換
紙の文書をスキャナで取り込む]際に発生するゆがみを自動的に補正し、ワンステップで 直接 PDF ファイルを作成することができます。スキャン時に OCR (光学式文字認識) を適用すれば、ファイル内のテキストを検索したり、コピー、スクリーンリーダーでの読み上げができます。
ヘッダ/フッタ、透かしの設定
ヘッダ、フッタやフッタを追加して、文書の上下の余白に、日付、ページ番号、文書のタイトルなどの情報を表示することができます。また、透かしを設定して、文書を表示または印刷したときに、テキストや画像を文書内容の上に表示させることもできます。
使いやすいレビュー、注釈ツール
直感的に使用できる注釈ツールを使用して、PDF 文書にノート (付箋)、ハイライト、スタンプなどを追加することができます。
また、電子メールまたはブラウザ上でのレビューを行うための設定、参加者への依頼、レビュー担当者からの返信の管理を行うことができます。トラッカーを使用すると、自分が開始したレビューについて、ステータスの確認、再通知の電子メールの送信などを行うことができます。
承認用電子印鑑の追加・作成
PDF 文書を承認するための電子印鑑を追加することができます。電子印鑑には、氏名、役職、組織名、および電子メールアドレスなどを登録することができます。
また、画像ファイルを取り込んで、オリジナルの電子印鑑を作成することもできます。
PDF キャビネット
新しい 「PDF キャビネット」 では、保存されているPDF 文書を履歴や保存場所、コレクションなどによって整理し、サムネールを一覧表示することができます。
ファイルを開かずにすべてのページを閲覧したり、複数の文書ファイルを束ねたり、メールへ添付して送信したり、文書レビューや承認ワークフローを依頼することも可能です。
文書を束ねる
複数の PDF ファイルや、さまざまな形式の文書ファイルを、1 つの PDF ファイルに自動的に束ねることができます。「PDF バインダ」 機能が強化され、結合の際に既存の PDF ファイルも含めることが可能になりました。ページの順番は、ファイルを束ねる際や束ねた後でも自由に変更することができます。
強力な検索機能
開いている文書内や指定した場所に保存されている PDF ファイル、および インターネット上のファイルを、テキストや文書のプロパティで検索することができます。
条件を指定した高度な検索や、インデックス付き PDF 文書のカタログで検索することも可能です。
PDF 文書へのファイル添付
PDF 文書にファイルを添付することができます。新しく追加された 「添付タブ」 には、添付されたファイルの名前、説明、更新日時、ファイルサイズなどの情報が一覧表示されます。
Acrobat 8.0 Professional では、無償の Adobe Reader 8 でも注釈や電子印鑑の追加が行えるよう、PDF 文書に権限を付与することができます。
注釈機能の使用権限は文書ごとに設定されるので、Adobe Reader のユーザは、権限が付与された PDF 文書に限り注釈を追加できます。
新しいウィザード画面により、パスワードやデジタル ID によるセキュリティポリシーの作成や登録が、従来よりも簡単に行えるようになりました。
128 ビット暗号化により、Adobe PDF文書の表示、印刷、コピー、変更などのアクセス権をきめ細かく制御できます。
eEnvelope (電子封筒) による文書の保護
メール送信中の文書を保護するために、あらかじめセキュリティを設定した eEnvelope に PDF ファイルを封入してメールを送信することができます。電子封筒の作成はウィザードにしたがって設定するだけで簡単に行うことができます。
セキュリティポリシーの付与
サーバ拡張製品である Adobe LiveCycle Policy Server との連携により、サーバで管理するセキュリティポリシーを作成し、ユーザごとに文書へアクセスできる期間を限定することができます。配布した PDF 文書へのアクセスや利用範囲をユーザやグループごとにダイナミックに設定することが可能になります。
電子署名
PDF ファイルに承認用の電子署名を付与することにより、署名の改ざんやなりすましを防ぎ、すばやく安全に文書を電子承認できます。
電子署名とともにタイムサーバによって承認されたタイムスタンプを埋め込むことができ、文書が改ざんされていないか (完全性証明) を保証することができます。
Acrobat 8 には、新規および既存の PDF 文書をアクセシブルな文書にするための機能や、視覚障害や運動障害を持つユーザがより簡単に PDF 文書内を移動して文書を読むための機能が用意されています。
Acrobat 8 の個々の機能概要については、サービス&サポート FAQ 情報検索 よりご確認ください。
■ 関連リンク
- Acrobat 8 ご購入からご使用までの総合ガイド
- Professional 版と Standard 版の機能の違いはありますか
※ この文書の対象製品は、Acrobat 8 Professional/Acrobat 8 Standard です。
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最終更新 (Last Update): | 2006-10-31 |
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文書番号 (ID): | 6016 |
プラットフォーム (OS): | Macintosh, Windows |
カテゴリ: | 製品概要 |
http://go.adobe.com/kb/cs_6016_ja-jp |