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Acrobat 8 は、パフォーマンスが大幅に向上し、アプリケーションの起動や PDF 変換がより高速に行えるようになりました。新たにファイル管理機能が搭載され、各アプリケーションとの連携も強化されました。
新しく追加された 「PDF キャビネット」 では、ファイルを視覚的に管理することができます。
また、注釈ツールの拡張や、Microsoft Office をはじめとするさまざまなビジネスソフトや、プロフェッショナルソフトとの連携が強化されています。
Professinal 版では、Adobe Reader ユーザへ注釈機能の使用権限を付与することができるようになりました。
[ Acrobat 8 / Acrobat 7.0 の機能の違い ]
機能 |
Acrobat 8 |
Acrobat 7.0 |
|
Standard / Professional 版 |
Standard / Professional 版 |
Windows |
Windows 2000 (Service Pack 4) Windows XP (Service Pack 2) Professional/Home Edition/Tablet PC Ediotion |
Windows 2000 Professional ※1 Windows XP Professional Windows XP Home Edition Windows XP Tablet PC Edition |
Macintosh |
Mac OS X v.10.4.3 |
Mac OS 10.2.8 Mac OS 10.3 |
* 必要システム構成に記載されている OS です。
※ 1 Service Pack 2 のインストールが必要
機能 |
Acrobat 8
|
Acrobat 8
|
Acrobat 7.0
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Acrobat 7.0
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ユーザインターフェイス
| ||||
Acrobat 操作ガイドの表示
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○ |
○ |
- |
- |
ツールバーのカスタマイズ
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○ |
○ |
○ ※2 |
○ ※2 |
他アプリケーションとの連携
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Microsoft Word のしおりを変換
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○ ※1 |
○ |
- |
- |
Microsoft Excel ワークシートを PDF Maker で変換
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○ ※1 |
- |
- |
- |
Microsoft Outlook からの自動アーカイブ機能
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○ ※1 |
○ |
- |
- |
Autodesk AutoCAD からの変換のパフォーマンスの向上
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○ ※1 |
- |
○ ※1 |
- |
Lotus Notes からのワンボタン PDF 変換
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○ ※1 |
○ |
- |
- |
PDF 作成
| ||||
複数の PDF ファイルを閲覧しやすい形でパッケージ
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○ |
○ |
- |
- |
編集・加工
| ||||
背景、透かし、ヘッダ、フッタの削除
|
○ |
○ |
- |
- |
背景・透かし機能
|
○ |
○ |
○ |
○ |
PDF の最適化
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○ |
- |
- |
- |
文書の検査
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○ |
○ |
- |
- |
Microsoft Office 文書をプレビューして PDF に変換するページやシートを選択
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○ ※1 |
○ |
- |
- |
チームでの共同作業
| ||||
共有レビュー
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○ |
○ |
- |
- |
レビューのステータスの確認( レビュートラッカー )
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○ |
○ |
○ ※2 |
○ ※2 |
Adobe PDF への権限付与:注釈権限
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○ |
- |
○ |
- |
Adobe PDF への権限付与:電子署名
|
○ |
- |
- |
- |
注釈・レビュー
| ||||
背景、透かし、ヘッダ、フッタを削除
|
○ |
○ |
- |
- |
PDF の最適化
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○ |
- |
- |
- |
メタデータ、注釈などの隠れた情報を検知して削除
|
○ |
○ |
- |
- |
PDF フォーム
| ||||
Adobe LiveCycle Designer の搭載
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○ ※1 |
- |
- |
- |
データ収集ウィザード
|
○ |
- |
○ |
- |
Adobe PDF への権限付与:PDF フォーム
|
○ |
- |
- |
- |
セキュリティ機能
| ||||
セキュリティポリシーの作成、管理、適用
|
○ |
○ |
○ |
○ |
Adobe LiveCycle Policy Server との連携
|
○ |
○ |
○ |
○ |
墨消し機能
|
○ |
- |
- |
- |
※ 1 Windows 版のみ
※ 2 機能制限あり
追加された機能の一部を紹介します。
PDF 文書を簡単に作成
Acrobat 8 では、空白ページの PDF を新規に作成できるので、既存のファイルやクリップボードの画像またはスキャンした素材から作成する必要がありません。 空白ページにはテキストを追加することができ、フォントや文字色、サイズなどを設定することもできます。
PDF パッケージ
PDF パッケージの機能を利用して、ファイル形式の異なる複数のファイルや既存の PDF ファイルなどを 1 つの PDF ユニットとして保存することができます。元となるファイルはそれぞれ個別のファイルとして保持されます。
PDF パッケージはウィザードにしたがって簡単に作成することができます。ウィザードの画面では元となるファイルを直接参照することができ、またパッケージに統合するシートやページを個別に選択することも可能です。
墨消し機能
墨消しツールを使用して、機密情報を含むテキストや画像をマークすることができます。墨消しは永続的に適用され、対応するメタデータなどの非表示の情報も削除することができます。単語を検索して、一括で墨消しを適用することも可能です。
強化された機能の一部を紹介します。
PDFMaker の機能強化(Windows 版のみ)
Acrobat 8.0 の PDFMaker では、Microsoft Office や AutoCAD との連携が強化されたほか、Lotus Notes にも対応するようになっています。
Outlook では、電子メールを PDF として自動アーカイブする設定を行うことができ、アーカイブした古い PDF 電子メールは PDF パッケージに移行することができます。アーカイブし
た電子メールを PDF パッケージに移行することにより、過去のメールデータを効率的に管理することができます。また、新しい電子メールをアーカイブに追加することもできます。
MicrosoftWord のしおりは PDF のしおりに自動変換されます。また、Word の差し込み印刷から直接 PDF ファイルを出力することも可能になりました。
MicrosoftPowerPoint のスピーカーノートを、PDF の注釈に自動的に変換します。
Excel では、ファイルを PDF 変換する際、変換するシートを選択することができます。
ツールバーのカスタマイズ
Acrobat 8 では、ツールバーの各ツールの表示/非表示を設定したり、より使いやすくカスタマイズすることが可能になりました。
レビュートラッカーのステータス確認
レビュートラッカーがさらに使いやすくなり、複数レビューのステータス確認、レビュー参加者へのメール送信、新しい参加者の追加などを、1つの画面からすばやく行えます。レビューの数やレビュー参加者の数が増えても、効率的に管理することが可能です。より効率的なレビュー管理レビュートラッカーでは、送信したレビュー、参加したレビュー、レビューサーバの3つのカテゴリに分けて、各レビューのステータスを確認できます。
Acrobat 8 の新機能について詳しくは、こちらをご覧ください。
■ 関連リンク
- Professional 版と Standard 版の機能の違いはありますか
※ この文書の対象製品は、Acrobat 8 Professional/Acrobat 8 Standard です。
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最終更新 (Last Update): | 2006-10-31 |
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文書番号 (ID): | 5979 |
プラットフォーム (OS): | Macintosh, Windows |
カテゴリ: | 旧バージョンとの機能比較 |
http://go.adobe.com/kb/cs_5979_ja-jp |